とある惑星の調査に訪れたドゥーエとフロワはそこで大魔王獣の卵を発見した。
しかし、突如高速宇宙人と最凶獣の襲撃を受け、フロワが負傷してしまう。
ドゥーエは何とかフロワを逃がすも、卵の触手に捕らえられてしまった。
高速宇宙人は最凶獣を下がらせると、ドゥーエの前に立つ。
「くっ・・・」
「フロワは逃がしたか。まあいい、貴様だけでも十分だ」
「うっ! ああ・・・」
ピコン!ピコン!
触手からエネルギーを吸収され、ドゥーエのカラータイマーが点滅を始めた。
「貴様のエネルギーを吸収し、大魔王獣は孵化する。そしてーー」
「うっ!」
高速宇宙人の腕から謎のエネルギーが放たれ、ドゥーエのカラータイマーに注入される。
「ぐ・・・ああああ・・・!」
「今打ち込んだのは宇宙の悪魔の細胞だ。やがてその体を醜い怪獣の姿に変えるだろう。そして、貴様は孵化した大魔王獣にエネルギーを供給し続けるのだ」
「ああああああああああああああ!」
ピコーン・・・・・・
ドゥーエの悲鳴と同時にカラータイマーが光を失った。
高速宇宙人は力尽きたドゥーエを眺めながら、大魔王獣の孵化の時を待つのであったーー
――BADEND