出現した怪獣酋長と戦うウルトラリエ。
羽攻撃を胸に受けながら、ようやく怪獣を追い詰めて持ち上げたのだが――
ピコン!ピコン!ピコン!
「や、ヤバ・・・もう2分経った・・・」
ウルトラリエのエネルギーは地球上では急激に消耗し、活動できるのは僅か3分間である。
残り時間が少なくなると胸のカラータイマーが点滅を始め、弱り始めてしまうのだ。
その時、ピンチのリエを助けるためウルトラレンが駆け付ける。
「ごめんレン・・・とどめよろしく・・・」
「任せて」
レンの光線を受けて怪獣酋長は爆散した。
「レンありがとう! ――イタタ・・・胸に刺さった羽を抜かないと・・・」
「任せて」
「痛い!! もっと優しく抜いてー!」
この出来事がきっかけで、しばらく羽責めがトラウマになってしまったリエであった。
――ハッピーエンド?