キングオージャ―の面子の中に何割り込ませているんだ?と疑問に思う方もいるでしょうが投稿のスケジュール上このタイミングなのであしからず。
ゴレンジャーの凄いところは人物の描き分けが完成されたもの(ガッチャマンの前例はあったが)で、ムードメーカー的存在であるキレンジャーの存在感にはすさまじいものがあったことは想像に難くない。戦隊シリーズに詳しい人でない人には、戦隊イエローはカレー好きと誤解されているケースが散見されているのがそれを物語っている。歴代数えても二人しかいないのに。そしてキレンジャー・大岩の特技といえば怪力に柔道が挙げられそうだが、精密機器に詳しい(緊急時にはバリブルーンの操縦もする)ことは案外知られていない模様。一時的に熊野と交代したのは技術力を買われてのことなのだが、事情を理解している人はどれくらいいるだろうか。
そしてゴレンジャーから48年。スーパー戦隊のイエローは、男女比がほぼ半々(男性が僅差で多い)、人物像に一貫性はほとんど見られない。言い換えればバラエティに富んだ人員であることが分かる。キレンジャーをはじめゴーグルイエローやタイムイエローなどの肉体派(最近見かけない)、ガオイエローにマジイエロー、キラメイイエローのようなクールな人物、ここ10数年ではゴーオンイエローやイエローバスターなどのアイドル的な子まで実に幅広い。ここまでくると次は何が出るのやら。カマキリオージャ―は斜め上過ぎたけど。