モノズと生活第171話「ヒスイヌメルゴン」です！
今日はタマリさんとしずくちゃんのお部屋にやって来た。タマリさんの部屋は加湿器など室内の湿度を上げるものばかりであった。しずくちゃん（ヌメラ）の生態の関係上ではあるが「乾燥は肌の敵」だと「ばあさま」からの教えがあるようだ。タマリさんのずっと昔のおばあちゃんのことで当時はヒスイ地方で調査員の1人として活躍していたようだ。当時の写真を見てみるとタマリさんそっくりの若きばあさま、そして隣にはヒスイヌメルゴンの姿も。ヒスイの姿は現代で見ることができないのか切実に思う飼い主さん。昔話をしている間ポケモン達は湿気ったクッキーで盛り上がっていた。
冠の雪原に生息する化石ポケモン達のようにヒスイのポケモン達もどこかで生きているはずだと希望を捨てないタマリさん。実は代々語り継がれたある話を信じていたからだ。今もなおシンオウ地方のどこかでひっそりと暮らす「とあるヒスイヌメルゴン」の存在を。2人だけの時間を。
しずくちゃんの寝床はヒスイヌメイルの殻のようなもの。祖母からの貰い物でありものを大切にするタマリさんの様子がうかがえる。モズクもモノズの頃の寝床を思い出して羨ましがっていた。