「やあ、お客さん!俺はストゥディウム、商人さ!さて、アンタが欲しいものを仕入れてればいいんだがな」
名前:ストゥディウム
性別:男
種族:妖精
年齢:632歳
所属:(一応)ロビン・リーフ
商人としてチューブ地方を主に渡り歩いている妖精種、狩った魔物から食肉や素材を入手しそれを元手に色々な物を仕入れたり。背の高いケースの方には弓や銃が複数入っており、適宜使い分けている。
攻撃魔法の類はあまり得意ではないが、妖精特有の魔力量と魔力操作でどうにかこうにか。不老に近いが不死ではないので、やばいと思ったら即撤退を信条に駆け回っている。
他者の、特に人族の愛が好き。
大切なものの為に頑張れるその強さを愛している、だからストゥディウムは客に対して度々「大切な人への愛」を問う。
それが素敵な話だったら、もしくは琴線に触れる話であれば、商品を格安で譲っているのだ。
「俺はストゥディウム、商人さ。とはいえ長いよな?ディで良いぜ、お客さん」
「ん?商品はこっち、こっちは俺の相棒たちさ!弓に銃、変わりどころだと旧式の魔法銃もあるんだ。ただ旧式だけあって威力はあっても燃費がすごい悪くてさ、とっておきってワケ」
「ところでお客さん、あんたには愛しているものはあるかい?人、国、まあ物でもいい」
「その話、聞かせてくれよ!良い話だったら負けてやるよ……ああでも」
「俺は嘘つきは嫌いなんだ、嘘だけはつかないでくれよ?」
真の愛を語る者には小さな幸福を、偽りの愛を騙る者には相応の罰を……嘘を見抜く妖精眼、これが彼が商人として成立している理由でもある。
******
こちらの企画【
illust/120185586 】に遅れながら参加させていただきます!(ロゴはお借りしています)
といいつつもキャラシ参加だけの予定です、よしなに……。
ロビン・リーフに所属、というよりトップが好きなので肩入れしています。定期的に訪れては、安価に品を卸してまたどこかに行くため自警団としての活動はしていません。
チューブ地方を主な商圏とする商人です、ロビン・リーフ寄りなものの別の陣営に所属する者にも物は売ります。ソロで旅をしており、その腕は中々なもの。
ただ自分から厄介事に顔を突っ込むことは少なく、顔を覚えている人が危険な目にあってれば自分に被害がない範囲であれば手は貸します。
武器は弓から銃まで、威力は高くないものの手数で押すタイプ。とっておきの旧式の魔法銃には人工のバースストーンが組み込まれており、燃費が非常に悪い代わりに周囲を焼き払う程の火力があります。ただ、妖精種であり比較的膨大である筈の彼の魔力ですらその大半を持っていくため、使うことはほぼありません。
交流/既知関係などは大歓迎です!
ただ、上記の通り基本CSのみの参加の予定のため万が一交流を頂いても期間内に返せるかは不明です。(返す意思自体はあるので、いけそうならどこかで……!といった感じです、すみません)
手広く扱っている商人のため、便利に使って頂けると幸いです!
何か問題があればお手数ですがご連絡頂けますと幸いです、よろしくお願い致します❀
******
彼にはかつて、人間の妻がいた。薬指の爪の色は彼女の瞳の色、指輪は彼女の風習を真似て交換した。
お互いの意思を確認した上で不老の呪いを結び、この先永遠の生を共にしようとしたところで──妻は、彼女の友人に騙されて殺された。
不老を妬み、妖精種の伴侶の存在を妬んだその友人は、あろうことかストゥディウムにその事実について偽り自分が共になろうとした。そんな女は、もちろん殺してしまったけれど。
だからストゥディウムは愛を好み嘘を厭う、愛のために、何かのために生きる者の幸福を祈っているのだ。