機長イーゴリ・クシニャキン、副操縦士アレクサンドル・カリャニノフ、そしてホクマ・アリエワCA
本年12月25日、8243便はアゼルバイジャンの首都バクーからロシア南部チェチェン共和国のグローズヌイに向け航行中にロシア軍によるミサイル攻撃を受け被弾
垂直尾翼に深刻なダメージを受けた本機は85年の御巣鷹山墜落事故のJAL123便と同じく操縦困難となったがクシニャキンは必死の操縦により機体をカザフスタン・アクタウ空港上空に到達させる事に成功する
そこから決死の胴体着陸を試みるも機体は無情にも滑走路に激突して四散した上に爆発炎上
機長ら38名がなくなったが不時着時に分離した機体の後ろ半分が炎上を免れ、奇跡的に28名の乗客乗員の命が救われた
この功績によりアゼルバイジャンのアリエフ大統領は殉職したクシニャキン機長以下3人の乗務員に対し国家英雄の称号を授与し、生き延びた乗員に対しても勲章を授与するとした
なお、当初ミサイルの誤射を認めなかったロシアだが証拠である機体とブラックボックスが存在する以上言い逃れはできず、目下アゼルバイジャン政府への謝罪に奔走しているという