フェイト、並行世界における哀しい最期(8)

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【魔法少女リリカルフェイトcosplayer's】第642話

今回は、戦姫絶唱シンフォギアの、ノイズの犠牲者を基にしたものです。

とある次元世界において、遺跡発掘者の一団が行方不明となった。
そのため、時空管理局より調査隊が派遣されるも、同じく行方不明となる。
何度か部隊を派遣するも結果は同様だった。
そして新たに、なのは、フェイトを筆頭に新たな調査隊が派遣される。
フェイト達が辺りを警戒している中

管理局員「うわああああーっ！」

声がした方に向かうと、謎の怪物たちが現れ、局員に襲いかかってくる。
そして、怪物（後にノイズと呼ばれることになる）は、局員に触れると、触れられた局員の身体が墨となり消滅した。それどころか襲いかかったノイズも同じく消滅する。

フェイト「こ、これは・・・？」

遺跡発掘隊が消えた元凶が、ノイズであるのは一目瞭然だが、自分自身も消滅するというの何故人を襲うのか？
もしかしたら、これは古代文明などによって作られた遺跡を守るガーディアンという事なのだろうか？

謎だらけの状況だが、まずはノイズのせん滅が先決だった。だが、ノイズに対しては、魔法が直撃しても、物理的に怯んだりはするもののダメージはない様子だった。

武装局員の魔法はもちろん、なのはやフェイトですらも、最強魔法でようやく倒せるといったものだった。

だが、ノイズは次から次へと、どこからか湧いてくる。最強魔法の魔力消費は激しいため、このままでは力尽きる。
立ち向かった武装局員も、幾人も墨となり犠牲となっていく。
それに非戦闘員もいるため、避難させる必要もある。

フェイト（念話）((なのは、ここは私が食い止めるから、みんなを連れて、この場を離れて！))
なのは((それだと、フェイトちゃんが！危険だよ))
フェイト((大丈夫、みんなが避難したら 、最後に飛んで離脱できるように魔力を残して、攻撃魔法を繰り出すから！ケガして動きが鈍ってる人もいるから早く！))

なのは((・・・・うん、わかったよ・・・。無理しないでね。))

なのはが局員の避難を誘導している間、フェイトは攻撃魔法で、物理的にノイズの追撃を食い止め、最後に最強魔法を放ち、離脱しようと考えていた。

だが、ノイズの数は増える一方だった。このままでは、なのは達のもとにもノイズが向かうことになる。

フェイトは覚悟を決めた。魔力が続く限り最強魔法を撃ち続けると・・・。

そして、遂に魔力の底がついた・・・・。
フェイトはノイズに背を向け、なのは達が避難していく方向に向き直り、手と膝を大地に付ける。

なのは((フェイトちゃん！))
フェイト((なのは、後は頼んだよ・・・・。ヴィヴィオを立派に育ててね・・・・ 。))

ノイズがフェイトの身体に触れ消滅する。そして、フェイトの身体も足から炭と化し、崩壊していく。

フェイト((なのは、さよう・・・な・・・ら・・・・。))

塵と化し消滅する・・・。

なのは「フェイトちゃんーっ！」


時空管理局は後に調査を進めるうち、この世界でもノイズに対抗するために聖遺物の研究をしている特異災害対策機動部二課の存在を知り、協力体制を敷き、シンフォギアシステムの開発のために情報、技術を提供しあい、シンフォギア奏者によるSONGを結成することになる。

今回は、戦姫絶唱シンフォギアのノイズの犠牲者です。以前投稿したジョジョの奇妙な冒険のグリーン・デイの犠牲者の改良型です。
そのイラスト完成後、続いて改良してストック分として残していたものですが、もう一つXVの時みたいな、爆散した時の煙みたいな感じの血煙バージョンもありますが、間を開けて、いずれ投稿します。