この大陸には、時に異世界よりの漂着物が流れつくことがある。
王都南西部の砂漠地帯で見つかった漂着物…それは兵器らしきものとは推測されたのであるが、効果がよくわからないものであった。
コクピット、そして本体部分に装備されていた武器と思われるものはまだわかるのであるが…
申し訳程度に設置された車輪…本体を支えることはできるが大した動力を持たないため、移動手段としては不足…
上部に配置された回転する刃物…刃物にしては鋭さ強度が不足…
…ただ、この発想はなかなか素晴らしいとおもわれた。
この思想を継承しけんきゅうしょの技術を投入してリメイクした機体がこれである。
・不整地でも十分な移動力を確保した機械の脚
・オリハルコンを心材とし、アダマンタイトでコーティングした回転刃
・威力の不足していた実体弾兵器を置換した多種様々な魔道砲たち
それなりの戦闘力をそなえたリメイク兵器ができたものの、主兵装である回転刃を有効活用するためにはかなりのスペースが必要となるため、運用は限定される…という結論に至るのだった。
ひととおりの実証試験終了ののち、この機体は、型番、名称など与えられることなく、保管庫に保存されることとなったのである。
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なんとなくこの手の兵器描いてると・・・ダグラムが浮かんできてしまう・・・