モノズと生活第262話「きょうぼうな生き物」です!
村の入り口まで送ったモズンにルーヤは早く離れるように警告する。しかし村人たちがけものがいると声を上げた。モズンとルーヤとのやりとりを少年がけものに襲われているように見えてしまったのだ。ルーヤの母親が一目散にかけ寄り抱きしめた。そしてすぐ村人の元へその場を離れた。村人はモズンに口を揃えて『子供を襲うなんて最低』だと言い放つ。
さらにニンゲンたちはは続けてモズンに悪意のある言葉を浴びせる。しかしモズンはポケモン、ニンゲンの言葉の意味なんてわからなかった。だがその言葉を言い放つニンゲンたちの顔は恐ろしいものだった。そこでようやく自分は悪く言われているんだと気づいた。ついにニンゲンたちは石まで投げ出して村から追い出そうとするまでにエスカレートした。自分は悪者なんだと、悪いことをしたのか、ルーヤを助けようとしただけだったのに。
手当が済んだルーヤは誤解を解こうと声をかけるが彼の言葉は大人たちによってかき消されてしまった。ルーヤの他にもニンゲンの友達ができると思っていたモズンの心は崩れてしまう。サザンドラのその姿を忌み嫌い、攻撃をしたニンゲンたちの『内なる凶暴性』がモズンを…サザンドラというポケモンを『凶暴』にさせたのだ。ついにモズンは牙を剥いた…!
凶暴と化したモズンは一瞬にして村を焼き払った。その目は怒りと悲しみを訴える目をしていた。サザンドラの図鑑の解説にあるそのままの姿をついに見せたのだ。