これは世界が少し違っていたらなっていたもしもの世界
フランドールは刑務所への入所手続きの一環として可愛らしいサイドテールを切り落とし、刑務所の規定に則った長さまでバリカンで髪を切り落とさなければならない、「暴れないで、動くとさらに髪が減るよ」刑務官に半ば脅されながらフランドールは椅子に座らされて髪を切られていく、「いや…私の髪…」女の子としては命と言っても過言ではない髪を淡々と切られていく光景にフランドールは涙を流した
これもまたあり得たもう一つの世界
フランドールが入れられた刑務所は黒髪以外を禁じていたため、規則によってフランドールの髪は黒く染められることになった、抗議したフランドールだったが「おい、ごちゃごちゃ言ってずにさっさと来い」強面の刑務官に脅され椅子に座らされる、髪染めが得意な刑務官に引き渡されその女性刑務官はすぐに髪の色を変えていく特殊な染料をフランドールの髪に塗っていく、フランドールの髪は元の美しい金髪から地味な真っ黒な髪に変えられてしまった、「こんな地味な髪いや…」牢屋に入れられたフランドールは啜り泣くのであった