彼女の朝は散々だった
前線基地で勤務をしているメカ娘の彼女は
歩哨の仕事を交代し、シンプルなベットに疲労感のある身体を
預け仮眠を取っていたが数刻とたたずにけたたましい警報が鳴り
襲撃者が襲ってきた
各々、跳ね起き装備をとり戦闘態勢を整える前に
基地の内部まで自爆ドロイドが侵入し、いたるところで爆発が起きていた
「規模も大きくない、散発的な攻撃なら凌しかないか」
戦闘は2時間もしないうちに終結した
主に格納庫付近が手ひどくやられたが戦闘継続に問題はなく
整備班と手のあいた者で復旧工事に邁進した
「今日も生き残った、、でも何日生きれるかな」
メカ娘の彼女は少しひんやりとした風に
髪留めの外れた銀髪をたなびかせていた