「明日も、来年も、その先も――この“好き”が続きますように。」凛音ちゃんと会話
凛音ちゃん(夕陽に照らされながら、そっと手紙を差し出して)
「ねぇ……これ、ちゃんと読んでくれる?」
(少し恥ずかしそうに笑って)
「中身は、たぶんもう知ってるよね。…だって、ずっと隣にいたから。」
(視線を合わせながら、ゆっくり言葉を選ぶ)
「朝の『おはよ』も、放課後の『またね』も、
バカみたいに毎日言ってきたけど……ほんとは全部、“好き”のかわりだったんだよ?」
(少しだけ目をそらして)
「…でもね、今日は――ちゃんと伝えたかったの。
“わたし、君のことが好きです”って。」
(目を戻して、まっすぐな声で)
「明日も、来年も、その先も――この“好き”が続きますように。
だから、…ちゃんと受け取って?」