空前の男子半ズボンブームの世界線…今年も間もなく、あと半年となる今日この頃である。昨年の紅白での、超有名アーティストによるサプライズが、まるで昨日のようである…。
さて、今回は「あの世界線の若様・その7」をお届けする。今回は超豪華、絢爛たる顔ぶれである。そして今回も「アイドル編」となり、「男子アイドルグループ」という趣旨である。
…令和の世に、また一組、新たなアイドルグループが結成された。「北条〇行」、「根津〇次郎」、「風〇玄蕃」、そして「吹〇雪」、この4人によるグループである。…ちなみに、プロデューサーは「藤〇頼重」、マネージャーは「雫」と「亜〇子」である。
なぜ男子ばかりで結成されたのか…。
昨今、世間を騒がせている、いわゆる「ジャ〇ーズ問題」。これにより、延いては「日本の男子アイドルグループ」そのものに対する見方も大幅に変化してしまっており、近い将来、他の勢力にその地位を奪われかねない状況だという。純国産アイドルの存続危機の中、この危機的状況を打破するために、彼らが立ち向かったのである…。
〇ンプリ?ア〇シ?V〇?キ〇キ?そんなの知ったことか。我々には、あのグループがある。そう、彼らが目指したのは、令和に蘇った「歴史上の英雄」、つまり…。
80年代を彷彿とさせる、ヘッドバンドにデニムのジャケット&丈の短い短パン、そしてローラースケート…彼らはこう名乗った。ずばり「逃若党」と…。まさに「令和の光源氏」である…。
だがしかし、一部の人々からは「にげわか党」とも呼ばれているという…。
男子アイドルへの風当たりの強い今、果たして、起死回生への起爆剤となるのか、それとも…。現代に転生した、彼らのベクトルの異なる「戦い」は、今、始まったばかりである…。