名前【古明地とおる】
能力【周囲を見通す程度の能力】
危険度【低】
人間友好度【低】
主な活動場所【地霊殿】
地霊殿に住まう妖怪サトリ姉弟の末っ子。生まれつき盲目であり、第三の目(サードアイ)のみで視界を確保している。その第三の目も生まれつき奇形で、サトリ特有の読心能力は大きく損なわれ、相手が自分に向けている感情がなんとなく解る程度にまで弱まっている。
しかし、代わりに通常のサトリには無い能力に目覚めており、視界に入っていなくとも自分の周囲の状況が正確に把握出来る。半径20mの範囲であれば、何が何処に在るか、誰が何をしているかが手に取る様に判るのだ。但し、身体も小柄で力も弱く、性格も臆病で引っ込み思案なため戦闘は苦手。
自分から地霊殿を出る事は基本的に無い。時々、姉に連れられて近所に遊びに行く事はあるが、普段は家族やペット達と共に地霊殿で静かに暮らしている。二人の姉からは溺愛されており、特にこいしは普段から甲斐甲斐しく世話を焼き、可愛がっている様だ。さとりも、障害を持って産まれた弟を常に気に掛けており、こいしも含め母が子を想う様に愛している。
さとりからは『とおる』、こいしからは『とおるちゃん』、ペット達からは『とおる様』と呼ばれている。