はい皆さんこんにちは。
ほとんどが前期ぶりの方ばかりかしら。
夏休み明けで皆さん眠そうね。夜更かしでもしてた?
これは雑学なのだけど、夜更かしという単語はいまでこそ「昼遅くまで起きてる」という意味ですが、
昼間活動期の頃は文字通り「夜遅くまで起きてる」という意味で使われていたんですよ。
長い時間をかけてだんだん意味が変わる単語は多くありますが、夜更かしもその一つですね。
本来なら昼更かしといった方が正確ってことになるかしら。
まあそれは置いといて、人類環境学Ⅱのガイダンスを始める前にⅠのおさらいでもしましょうか。
えー人類が昼間活動期だったときの話が中心でしたね。
人口増加、科学発展とあわせて温暖化が無視できなくなった時期で、
高くても30℃代だった気温がどんどん上がっていきました。
熱中症や皮膚や目の異常といった昼間疾病が流行し、世界中で多数の死亡者が続出。
昼間活動の危険性が無視できなくなり、
人類はホログラムやロボットでの技術的代替活動に移行していきます。
これがテクノロジー代替活動期です。
この期間は確かに昼間疾病による死者はへったのですが、新たに技術格差が問題になりました。
テクノロジーの享受にもお金がかかりますから、貧困層は代替活動ができない人もいたんですね。
こういった方を技術弱者、技弱と蔑称し、差別していた記録も残っています。
全く、いつの時代でも差別はなくならないものです。
問題はありつつも時間をかけて技術は普及するものだと思われましたが、
テクノロジー代替活動期に打撃を与えたのは世界各国で頻発したデジタルデータ情報汚染テロでした。
これにより、技術普及はおろか、デジタルデータの汚染除去作業、及び再構築で社会は停滞してしまいます。
また、それと同時進行で、本などの物理媒体や対面での意思疎通といった、
情報汚染の影響を受けない伝達手段の重要性が再確認されました。
長い時間をかけてデータの汚染除去作業は進められましたが、その中でも温暖化は進み、
人類はついに日が出ていない夜を活動の中心とすることを決定します。
ここから現代まで続く夜間活動期の始まり――――あら。
もうウトウトしてる子が2人もいますねえ。ちょっと隣の人、起こしてあげてくれます?