※設定重め⚠️
両親は他界してます。
18まで祖父母に育てもらい、迷惑はかけれないと田舎にしては良い全国チェーンの服飾品を取り扱う上場企業へ就職。
二十歳で一人暮らしを始めたアラサー未婚、次女夢主。
5年前まで祖父母宅に姉夫婦が住んでいましたが、子供達の習い事の都合で都心へ…
姉とはまあ仲良しでわりと甥っ子達も可愛がっていました。
義兄さんはフリーランス
ゴの登場人物はきっと、妖精さん。。
昨日、東京から甥っ子が2人遊びに来たから、お前も顔を見せに来いと祖母の7つ下の妹のおばちゃんから連絡が入った。
せっかくの盆の長期休暇…普段、粉骨砕身で仕事に向き合っている社畜の中の社畜と胸を張れるに自分には、少々面倒な急な呼び出しだったが…せっかく甥っ子達が5時間程、新幹線を乗り継ぎ遊びに来てくれたのだからと、重い腰を上げ、愛車へと向かった…
田舎の点滅信号を3本過ぎ、くるくるぐるぐると山を上り、車のフロントガラスに羽虫をパシパシとひっつけ、耳がボワっ…と空気に押しつぶされそうな感覚に見舞われ、、
トイレが近くなってきたところで漸く生家に到着した。
着くなり甥っ子へ小遣いをやり、おばあちゃんに言われるがまま手を合わせに仏間へ向かった。
良い歳の割には熱の寂しい近況報告を終え手を離し
先日、岡山の遠い親戚が送ってくれた桃を供えていた仏壇からお下がりにもらい台所へ向かう…
甥っ子の1人は桃が割と好きだったな…なんたら思い出し、
おじいちゃんが亡くなって4年も経つというのにこのご時世まだお中元をおくってくれる律儀な親戚がいるもんだなんて、感心しながら蓋を開けた…
『…お、、お、、ぉ、、、、、
おばぁちゃぁぁあんッッっ!』