とある悪魔の一体がプレナパテスの世界線で死んだ杏山カズサの魂と融合し、その魂をUSBメモリーに宿した存在。
このUSBメモリーはキヴォトス中で見つかり。それを見てしまうと無意識にパソコンに入れてみたいと思うようになり。そしてパソコンに入るととあるアクションゲームが開かれる。
そのアクションゲームの内容はカズサを操作してスイーツを見つけると言うゲームであるのだが。ステージ2の道中で激しい点滅が起きた後ステージ3に飛ばされるしかしステージ3では薄暗く不気味なBGMが流る。
そしてステージ4に入ると。そこは何もギミックがなく、ただ平面とした場所に飛ばされる。しかし奥まで進むと、突然大音量の悲鳴とともに激しい点滅が起こり。
カズサが目が赤くなって、倒れたとともに、ゲームオーバーと表示される、そしてコンティニュー画面に飛ばされるのだか。なぜかコンティニューができなく、最終的に0になると、不気味なカズサの顔と共に激しい点滅が起こり遊んだプレイヤーが原因不明の死を起こす。
しかも値が悪いことにシャットダウンしようとしてもシャットダウンができなくて、USBメモリーを抜いてもゲームが表示されたままになり、パソコンを破壊してもゲームが表示された状態になる。
ストーリー
トリニティのあるモブ生徒は路上に何かが落ちてるのを発見した。
それは赤色のpendrive・・・USBと呼ばれるものであった・・・・・・
「・・・誰かの落とし物?」
このトリモブは成績は割かし高い方だが、いじめとかをしていて挙句にはターゲットを脅してはカツアゲや物を窃盗すると言ったことをしていた。
だからなのかこのトリモブはヴァルキューレが管理している交番に届けることを全然としなく、好奇心からか持って帰ることにしたのだ・・・
「・・・USBって高値で売れるんだっけ?だとしたら明日、質屋にでも持っていこーっとwww」
トリモブはそんな悠長天な気持ちであったが、直後としてこんな感情に支配された。
『このUSBをパソコンに入れたい』
そんな感情にトリモブは支配されて行き、やがてトリモブは自宅に帰るとそのUSBをパソコン内に入れた・・・
そしてパソコンを起動する・・・
するとそこには放課後スイーツ部の杏山カズサがいた・・・
「なんで、杏山さんが?」
どうやらゲーム内容はステージに配置されたスイーツを集めるといった内容であった・・・
まぁここまでは正直な話、普通・・・
たまに敵みたいなのが湧き出てくるが、上から踏んでいけば勝手にやられる雑魚敵であったので正直なにもそんなに身構える必要はなかった。
「・・・なーんだ、びっくりフラッシュでも来るのかと思ったじゃない・・・・・・」
そうして次のステージに足を踏み入れてステージもいよいよ中盤あたりに差し掛かった時、事態は急変した。
ーーーーーーーピィィィィーーーー!!!!!ガガガッ!!!!!!
「うわぁ!!?」
突如として大音量とノイズが流れたと思いきや、画面が赤と白のフルスクリーンで目がやられるほどのフラッシュを受けた・・・
しかも、トリモブは当時ヘッドフォンをしていたため、流れた瞬間にはあまりのびっくりからヘッドフォンを投げ飛ばしたのであった。
「し、心臓・・・爆散するかと思った・・・・・・」
だがまたもやあの感情に支配される・・・
『このゲームを最後までプレイしたい』
トリモブは無意識のまま、パソコンに再度顔を合わせた。
っして次に進む第三ステージ・・・
そこではステージが完全に薄暗く、敵もちゃんと目視しないとわからない程であった・・・
そのせいもあってか、道中何度も何度もミスをした・・・
だが不思議なことに残基はあれどもそれが減るということはなくゲームオーバーにはならなかった。
だからなのか何度もトライしては何とかクリアすることが出来た。
一応あの点滅があったら嫌だから身構えてはいたのだが、全然そんなことはなく次のステージに進むことが出来た。
一応次で最終ステージっぽい感じはしていたが、その道中は何もないような一本道であった
背景も赤と黒でまるで地獄を連想させており、スイーツどころか敵すらもいないようなこの状況でただただ進んでいた・・・
そして一本の枯れたヤシの木と行き止まりを意味する崖が姿を現した時・・・ゲーム内のカズサが突如として動きを止めたのであった・・・
「・・・?なんで動かないの?」
そう思った瞬間、またもやあの激しい点滅が起きたのであった。
しかも、今回は謎に長く10秒ほど点滅が続いた・・・
「もう、勘弁してよ!?」
そして激しい点滅が終わった・・・すると、そこには
目から大量の出血をしていたカズサが倒れていたのであった。
「・・・え???」
トリモブもこれには困惑を決めたのであった・・・だがその時、コンティニュー画面が表示される。
どうやら10秒以内にコンティニューしないといけないのだがどういうわけかコンティニューは出来なかった・・・
「な、なんで出来ないのよ!?」
そうしていくうちにカズサの目がまたもや赤く出血していくような感じになっていた。
そしてカウントが0になった瞬間画面はまたもや暗くなっていく
そして画面内には赤い文字で『R・I・P』と書かれていた文字が画面を埋め尽くすように広がってはそれが埋め尽くされていく・・・
そしてそこから変わり果てたカズサの顔がそこにはあった。
その凶変っぷりにはトリモブは完全に声を失っていた・・・・・・
するとまた・・・
ーーーーーーピィィィィィィィィィィーーーーーーー!!!!!!ガガガガガアァーーーーーー!!!!!!
「・・・!!!」
トリモブはその瞬間強烈な激しい点滅とヘッドフォン越しでも第三者から分かるような大音量が彼女を襲った。
その瞬間彼女は強烈なショックで意識を消失したのであった・・・
・・・
それは翌日の事であった・・・
朝日がカーテンの隙間から差し込んでくる中、トリモブは完全に精神的に深い傷を負っていた。
トリニティ総合学園に顔を出さなくなり、完全に鬱病状態となった彼女は今日も今日とて真っ暗闇の部屋にただ座りぼーっとしているだけであった・・・・・・
そして真っ暗闇を映したパソコン・・・そこにはこうメッセージが書かれていたのであった・・・・・・
『貴方にとっての私は何?』
・・・
この話は『Sonic pendrive azul』というゲームが元ネタです。視聴は自己責任でお願いします。
スパム丼 NEOさんリクありがとうございました