京「なあ、ここのバグなんだけどさ……」 瑠「どれかしら」 京「ちょ、なに乗っかってきてんだよ!」 瑠「猫が何かの上に乗るのに理由が必要かしら」 京「そういうことじゃねえ。好きでもない男に気ぃ持たすようなことすんなって言ってんの!」 瑠「兄さんはすぐ勘違いしてしまうものねぇ」 京「うぐ、お前なぁ、最近からかい方が悪質だぞ」 瑠「そうかしら、私にとっては至福の時間なのだけど」 京「健全な男子高校生をなんだと思ってやがる……。そうやって男の純情を弄んでるとそのうち酷い目に遭うぞ」 瑠「(その言葉はそっくりそのままお返しするわ)」 京「なんか言ったか?」 瑠「にゃーん」──日によっては京介がベッドで、黒猫が机で作業してたりして、こういうこともあるかなと。黒猫を主役にしたスピンオフ漫画の連載決定といい、先日発売された『俺妹』コミックアンソロジーにおける作家陣からの愛され方といい、みんな二人をイチャコラさせたくてしょうがないんですよ。