「貴女がいなくなってから、随分経つわね。そっちでは元気にやっているのかしら?貴女の事だもの。きっと元気にやっているわね。私がいなくて寂しがってくれていたら、少し嬉しいわ・・・。パチェも美鈴もフランも、皆元気よ。そうそう、聞いて頂戴。私、フランと大分仲良くなったのよ。今ではお茶も一緒にしているわ。ふふ・・・。貴女が今の私とフランの仲を見たら、きっととても喜ぶでしょうね。貴女は最期まで、私達の事を気にしてくれていたものね。貴女がいなくなってからフランと仲良くなるまでに、100年もかかってしまったわ。私もまだまだね。・・・・・・・・・・・やっぱり100年経っても、貴女がいない事に慣れないわ・・・・・。小悪魔達の入れる紅茶も好きだけど、やっぱり貴女のが一番だもの。運命を操る私が、人間である貴女にここまで執着しているなんて、どっちが運命を操っているのか解らないわね・・・。・・・・・・・・・さて、と、そろそろいかなくちゃ。今夜はフラン達とお花見をする約束をしているの。貴女にも見えるでしょう?今年も綺麗な桜が咲いたわ。この花弁が、月をも越えて、貴女の元へ届くよう・・・。・・・・・・・・・じゃあ、また来るわね。愛してるわ・・・・咲夜・・・・・・・・。」