名古屋鉄道キハ20形:
1987年登場。輸送量が小さく、また1軸ボギー台車で乗り心地が悪かったキハ10形(
illust/59409969)の設計を変更し、
15m車体に2軸ボギー台車を装備した車両として登場した。
当初は八百津線の輸送力増強用の1両のみだったが、三河線猿投~西中金間および同碧南~吉良吉田間についても
レールバス化を行うこととなり、1990年に22~25号が作られ計5両の体制となった。
キハ10形と違いこちらは全車冷房車であるため、側窓は出入り口付近を除き固定窓であり、
また輸送力増強が目的であるため車幅も広くなっている。
2001年の八百津線廃止に伴い21・22号が廃車となり、残る3両も2005年の三河線末端区間廃止に伴い
廃車となった。現在は全車がミャンマー鉄道省に譲渡されRBE2500形2501~2505号となっている。