前線近くで倒れた味方に後方から物質化した光を矢として撃ち込むことで治療する支援職。光の国の衛生兵の一種。治療以外にも特殊なフィールドの展開など様々な支援を狙撃によって行うがその特殊性から攻撃能力はほぼ皆無。
・装備
この職にある者は必ず以下の三点を身に着けている。
ヒーラーズヴェール:「月影のヴェール」とも呼ばれている。元々は衛生兵だという目印でもあった。見た目はうさ耳フード付きのマントだが、光学迷彩等の機能によって隠密性を高める装備でもある為ヴェールと呼ばれている。うさ耳は超高感度のセンサーになっている。
クレセントムーン:光を矢として撃ち出す聖弓。矢として物質化された光は光線以上の速度と射程を得る。射出される矢は目的などに応じ炸裂弾や誘導弾にすることが出来るが味方に撃ち込むことが殆どなので、怨霊等思念系の敵以外には攻撃力は基本的に無い。場合によっては対象を大きく弾き飛ばすこと位は出来る。また、鳴弦によって邪気を払い解毒する能力もある。普段はヒーラーズヴェールの留め金に装着されている(二枚目参照)。
フォトンクイバー:矢にする光を貯蔵している矢筒。光の矢のコントロールパネルも付いており、矢の種類の選定はここで行う。使用者の光線発射用回路と連結して動作するようになっている為、装備している間使用者はクレセントムーンによる射撃以外の光線技は使用不能となる。
これらの装備は使用者の行動を大きく制限するものもある為、他のアイテムを同時に装備・使用する者は殆どいない。装備の性質上、攻撃能力は使用者の純粋な格闘能力にほぼ依存することになるが職業適性と充分な格闘能力を両立できる者はほぼいない為、直接戦闘を避けることが強く推奨されている。
・その他
ウルトラリッパー:「終焉の一矢」とも呼ばれるヒーリングアーチャー唯一の射撃攻撃。フォトンクイバー内の光エネルギーを全てダークエネルギーに変換して放つ一撃。ダークエネルギーの性質によって対象を分解してしまう為、相手の防御力を無視した攻撃を行うことが出来る。但し、光エネルギーとダークエネルギーをクイバー内に混在させることは出来ず、一度ダークエネルギーに変換してしまうと光に再変換することも出来ない。また手元にある限り使用者自身が分解され急激にダメージを受けてしまうため複数の矢に分けて射撃するということも現実的ではない。一応、炸裂弾にすることによって複数の対象を巻き込む範囲攻撃にすることは出来る。
ウルトラアズサ:ヒーリングアーチャーの一人。漸く新人を卒業したくらいの若手。装備との相性が良く、広い感知範囲と高い命中精度を持っている。反面、格闘能力は今一つで標準的な支援職タイプと言える。三枚目は装備を外した姿。
CM2号さん(
user/3457881)の企画に再び参加させて頂きました。
設定上、アズサ以外にも同じ装備をして同職についているウルトラヒロインが複数いることになっています。もし描いてみたいという奇特な方がおられましたらどうぞ、ご遠慮なく。寧ろ描いて頂けたら私はとても嬉しいです。