楽しくなって調子乗ってたら交流ネタが3つも溜まってしまうという非常事態に陥りましたFlatvalleyです(汗)
が、めげずに順々にやっていきたいと思いますので宜しくお願いしますw
一つ目は、Ⅰ39さんから以前メッセージでお話頂いていた、ウチのタケルと前田キミーさんとの対決エピソード#1です。
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ある日の事。
タケルの耳に気になる話が飛び込んできた。
…それは、"ファイターキラー"とあだ名される怪人の噂…。
名のある戦士や格闘家を狙っては辻斬り的に勝負を仕掛け、時に狙われもするが、火龍の如き苛烈なる拳でこれを粉砕し、自らの背中に敗北者の山を築き上げる謎の拳士……。
タケル「最近じゃエセヒーローも成敗したとか聞くし……これは、間違いなく俺の出番っ!!」
タケルはファイターキラーに勝負を挑もうと、意気揚々と情報集めに乗り出した。
噂を辿り、目撃情報を頼りに怪人の足跡を夢中で追い続けた果てに、彼はとある神社へと辿り着く。
タケル「ここかな?この神社に夜な夜な『赤鬼』が出たとか出なかったとか……
ん?赤鬼?;」
ここにきて、いつの間にか火龍ではなく赤鬼に話が刷り変わっていたことに気づく。
タケル「あれ?ファイターキラーって、たしか火龍みたいな見た目って話じゃなかったっけ???;
…まいっか!どっかで龍と鬼がごっちゃになって話が広がったかもだし、気にしない気にしない♪」
その日の深夜、丑三つ時。
満月の光の下、眠りを知らぬ都会に佇む神社へ再度足を運ぶ。
満貫稲荷の参道を抜けた先には………
タケル「あれ?」
無法者A「ヒャッハー!!今日がテメェの命日だぁ!!」
無法者B「俺達のナワバリ予定地に居座ってるのが運の尽きだぜぇ!!」
眼に入ったのは、境内の真ん中で人だかりを作るモヒカンヘアで世紀末な出で立ちの無法者の群れ。
その囲みの中にいるのは…
???「全く、アチきに『多勢に無勢』を体現させるとは、どこのサンピンさね…。」
太く長い朱柄の得物と、和洋折衷したような甲冑で武装した大柄な鎧武者。
恐らくはあの赤い甲冑の人物が、件の赤鬼。
つまりはあれが、"怪人ファイターキラー"…?
その彼(彼女?)が無法者達に囲まれてメンチを切られている…。
タケル「…あれ、どうすっかなコレ?;」
一旦茂みに入り、様子を伺いつつも悩んだ。戦いを挑もうとしてる相手が、別の悪人達に絡まれちょっとしたピンチになっているのである…。
タケル(…そうだな。ここはヒーローとして、あの鎧武者に助太刀をして大胆かつスマートに悪党を懲らしめて、かな!?)
「いくぜ、リバースコンバート!!!!」
意を決めて、テムジンへと変身しながら茂みから飛び出す!
…しかしその僅か数秒後、助太刀など無用であったことを、タケルは思い知らされることとなる。
???「まぁいいや。どれ、遊んでやるとするさね…!?」
無粋な相手に台詞を吐いた鎧武者は、刃の無い朱槍を、まるで野球のバットのように縦に構えたではないか…!
無法者A「変な構え方しやがって、お前らいくぞ!やっちまえ~!!」
無法者達「「「ヒャッハー!!」」」
リーダー格のモヒカンの合図で、一斉に飛びかかる無法者達…………が!
???「ずぉあああああああああ!!!!」
ゴウッ!!バギャアッ!!!!
無法者A「ぺかぶっ!?」
タケル「∑っえ!?;」
鎧武者の地を揺らさんばかりの咆哮と共に、朱の閃光を纏いながら鋭く振り込まれた得物がリーダー格のモヒカンの腹部を捉え、
???「カッキィィーーーーーーン!!!!」
無法者達「「「あわびゅ~~~~っ!?!?」」」
豪快なフォロースルーと共に周囲の無法者達もろとも暴風と衝撃波で纏めて吹き飛ばし、『グワァゴワガキーン』と快音を残して夜空の星屑へと変えてしまった…。
タケル「っ………;」
???「滅殺本塁弾(バスターホームラン)……今宵も快調でありんす!」
タケル「スッゲェ……あんなんまともに喰らったら……;」
一瞬の出来事を目の当たりにして、思わず声を漏らした少年に鎧武者の方も気付いたらしく、ゆっくりと彼のいる方に向き直る。
???「どうしたんでありんすか、こんな夜更けに喧嘩見物で?」
タケル「…!」
大リーグの超一流スラッガーも真っ青のフルスイング…
飄々とした言葉遣いとは裏腹に、かの者から溢れ出す鬼が如き闘気(バトルオーラ)…
それだけで、この鎧武者こそが"ファイターキラー"だと確信を持てた。
タケルは、後に退けない緊張と、沸き上がってきた闘志を胸に、覚悟を決めて鎧武者と相対する。
「…俺はタケル!輝波 尊!!
怪人ファイターキラー……あんたに勝負を挑みに来た!!」
???「………はっはっは!w
成る程、アチきに『死合(しあい)』を申し込みに来たんで?
でも残念、ファイターキラーは別人で、アチきは『殿(しんがり)の赤鬼』なんて呼ばれてる、しがない甲冑格闘家(アーマードファイター)でありんすよ♪」
タケル「…………え?;」
そう言っておもむろに兜を脱いで素顔を月光にさらす鎧武者。ショッキングピンクのモヒカンめいたショートヘアを微かに揺らしてカラカラと笑う姿は、ユニセックスという言葉そのものを体現しているような佇まいをしている。
キミー「一夢庵一刀流槍術伝承者・前田キミー……。
タケル殿と申されたかね?望みの相手じゃあなくて申し訳ないけど、アチきで良ければ相手になるさね?」
あれだけ確信があった相手が何と人違いだった。些かショッキングで悲しい出来事に戸惑うタケルだったが…
直後、さっきまでとは別の緊張とワクワクが込み上げてきた。
目の前にいるこの赤鬼は、確かに強い…。
そして自分を戦士と認めてくれているからか、無法者達の時との態度の変化も感じられた…。
その彼女が、人違いにも構わず向こうから対決を申し出てくれている…。
タケルはニッと笑い、答えた。
タケル「…………そう、だな。
人違いだっつって帰っちゃうのは、確かにもったいないかもしんねぇ…!
なら改めて、キミーさん!あんたにバトルを申し込むぜ!!」
キミー「おぅ、受けて立とうさね!」
タケル「そうと決まれば、ちょっと待ってな?」
Vコンバータのアナライザーを起動し、キミーを"対戦相手"としてスキャニングする。
『Versus fighter, check.
Discrimination,unentry fighter.
Name,"Kimmy Maeda".
set complete.』
タケル「登録完了っと。OK!お待たせ!」
キミー「いよぅし!いざ尋常に勝負勝負ぅ!!」
盆のような丸い月に照された境内で、青の突銃士と赤の傾奇者は対峙し構える…!
ズンッ!! ヒュバ!!
「前田 キミー!推して参る!!」
ギュウィン ガキン!!
「テムジン、輝波 尊!Get ready!!」
『GET READY.』
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シナリオ、元キャプ文提供:Ⅰ39@マイペさん
お借りしたキャラ:前田キミー
自前:タケル