「ぐああっ!!」
ミノタウロス激しいベアハッグを受け続けたヤマトラマンの腰は破壊された。
あまりの苦痛に叫び声をあげるヤマトラマン。
カラータイマーが赤に変わった。
ミノタウロスはヤマトラマンを高々と持ち上げ光る頭部の角を突き刺した。
「うあああああああああっ!!!!」
それによってヤマトラマンのバイタルパートは完全に破壊された。
ミノタウロスはそのままヤマトラマンを放り投げる。
ヤマトラマンはビルに激突し、動かなくなった。
ミノタウロスは頭部の角を発射!
角はヤマトラマンのボディに突き刺さり大爆発!
カラータイマーが消え「素体」に戻ってしまう。
戦艦水鬼「よくできました~。さあ、引き上げるわよ。」
GR-2とパワードミノタウロスは無傷で収容された。
デスレム「...彼女たちはどうするのだ?」
戦艦水鬼「放っておきましょ。そのうち自然回復して戻ってくるから。」
デスレム「あの傷ではその前に死んでしまうぞ。」
戦艦水鬼「それならそれで仕方ないじゃない?あの子たちの運命よ。」
デスレム「......。」
戦艦水鬼「さあ、面倒なお仕事も終わったし、楽しくやりましょ?」
上機嫌の戦艦水鬼に連れられてデスレムも姿を消した。
放置された2人の深海棲艦。
タ級「ワタシタチ...死ヌノカナ...。」
ル級「マダ...生キタイノカ?」
タ級「コンナ最期ジャ...イヤダヨ...。」
ル級「ソウダナ...最期クライ...派手ニ戦イタカッタナ...。」
??「その願い、叶えてあげましょうか?」
一陣の風と共にヤマトラマンOZが舞い降りた。
タ級「ソンナコトガ...デキルノ!?」
OZ「あなたたち次第よ。」
ル級「ドウイウコトダ?」
OZ「あの戦艦水鬼、ムカつくでしょう?やり返したくない?」
タ級「ソリャ...ソウダケド...。」
ル級「私タチデハ...ドウニモデキナイ。力ノ差ガアリスギル...。」
OZ「その力と心私に預けて。悪いようにはしないから。...LEO!」
LEO「はいよ~。」
LEO操縦するOZの円盤が近づき二人を回収していく。
いったいOZは何をしようとしているのだろうか...。