さよなら快傑赤頭巾

赤ずきんはいつものことでおばあちゃんのところにお見舞いに出かけました。今までの経験で狼がおばあちゃんを召し上がっているのは知れたことでございます。ババアはともかく自分が食われるのはたまんないので、ハンマーを携えてゆくことにしました。通信教育で覚えた格闘技も役に立ってくれるでしょう。…しかし、いざ偽ババアを前にすると気後れしてしまう彼女なのでした。だってもう、狼の前には血まみれの骨が転がっているんですもの。「俺は誰の挑戦も受ける！」狼もまた殺る気マンマンだったのでした…（絶対続かない）