終わったのに色々やり残して一人でまだ引き摺ってるクロスシージ編…。
後付けになってしまいますがルークが終盤何してたのかという描写です。
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教団員(リーダー)「何故だ…!新たな時代を築く選ばれし者である我等が、何故こうまで圧される!?」
教団員(ラプトル)「おのれ旧人類どもめ!!往生際が悪い!!」
教団員「淘汰されるべきは貴様らだ!!」
攻勢に出るラグナやフォーブマジーヌ達に魔法で応戦する教団員達。
が、その時…!
チュウゥンンンンンン!!!!
ラプトル「ぎゃぁあっ!!?」
教団員「∑うわっ!?;」
教団員「狙撃だと!?どこからだ!」
教団員「おかしい、姿は見えない!?」
ラグナ(…ルークか!)
その回りに並ぶビルの隙間から、四方をガラスで被われたドローンが覗いている。
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その操作をしているルークがいたのは、2つ程角の先にあるビルの上。
ドローンに取り付けた防弾ガラスを利用し、跳弾で狙い撃っていたのである。
それも倍率スコープは使わずアイアンサイトだけで…。
ルークはライフルを構えたまま、備え付けたミニタブレットの映像を切り替えラグナ達を映す。更に別の端末へ送信し始めた。
ルーク「ドクター、見えていますか?」
Dr.ムスク『っほっほ!よく見えているぞ!
しかしラグナの奴め、ポーションの効能はこう現れたか。』
ルーク「さながら邪神クトゥルフですね。
"No vice, No justice"というあの方の思想には相応しいお姿だ。」
Dr.ムスク『本来はアノマロカリスとのキメラ化で強化されるよう調律していたのじゃがな。つくづく予想通りにはいかぬのぅ。』
ルーク「この結果、ご不満ですか?」
Dr.ムスク『いぃ~や?w
むしろこういった想定外 こ そ 、
遺伝子化学の面白い所よ。
メイの時も、よもやミュータント化でなく超能力に覚醒するとは思ってもみなかったでのぅ。』
ルーク「不測も転じて益と成す、という訳ですか。
エージェントの仕事では許されなかった考え方です。」
Dr.ムスク『っほっほっほ!w
ともかく、そのまま援護ついでに記録を頼むぞぃ!』
ルーク「了解……
と言いたい所ですが…。」
ルークはおもむろにハンドガンを取り、姿勢はそのまま真後ろへと構えて…
ドンッ!!ドンッ!!
白教団員「ぐぁあっ!!!?」
ルーク「失礼、邪魔が入りました。」
Dr.ムスク『お の れ !(苛)』
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その数分後。
葉月の通信が届く。
ラグナ『ルーク聞いたな?
こっちはもう手が足りる。スパイダーマンと合流しろ!』
そう指示を受けたルークはまずゴブリンの元へ向かう。
壁越しの狙撃でスパイダーマンの行く手を阻む教団員達を狙い撃って援護した。
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という形で。
一年という大長巨編になってしまったクロスシージ編、改めてお疲れ様でした!
後日談として、葉月の墓参りに行きます。近日投稿予定。