最初から漫画化する気力がなかったので、大盛り上がりのキスからラストまでだけ漫画にしています。
途中経過が気になる方は以下あらすじをお読みください。

◆あらすじ◆
大学生になって禰豆子と離れ離れになってしまった善逸は、久しぶりに禰豆子と会って街を歩いていると、大学の友人と偶然会い、クラブに誘われる。そんな場所に行ったこともない善逸は、襧豆子のこともあり断ろうとするが、善逸の大学の同級生や未知のクラブに興味深々の襧豆子は「行きたい」というので、二人そろって誘いに乗ることに。

可愛い禰豆子が同級生たちに狙われるのを恐れる善逸は、襧豆子のそばから離れようとしなかったが、「お友達と楽しんできて」という襧豆子の後押しもあり、同級生に呼ばれて襧豆子から離れてしまう。

善逸の様子を遠目に見ていた襧豆子は、彼の知らない一面を見たり、同級生の女の子と親し気に話すのを見て一喜一憂し、自分にもわからないもやもやした感情を抱え始める。
その感情を持て余した襧豆子はこっそりとクラブから出て帰ろうとする。気持ちがささくれ立って足がはやり、外階段を踏み外して転び、しばらく動けなくなったところを善逸が追いかけてくる。

「襧豆子ちゃん！　大丈夫!?」
「善逸さん…どうして…」
「俺が襧豆子ちゃんの音を聞き逃すはずないじゃない。音が消えたから慌てて出てきたんだ。一体どうしたの？　楽しくなかった？」
「…お友達と、楽しそうにしてる善逸さんを見て…何だか嫌な気持ちになっちゃって…こんなこと考えてる私は、きっと邪魔しちゃうから…」
（…これは…気のせいなの？　襧豆子ちゃんから聞こえるこの音…まさか…）

　禰豆子の音と発言に、善逸の何かがスイッチオンしてから始まる漫画です。