某国は貧しく、多くの民が苦しみながらその日暮らしをしている。
幸い、資源は豊富にあるようだが、それを採掘・加工する手段に乏しい。
心優しい姫君は、いつも臣民の様子を見て嘆いていた。
「私も、あの方たちと一緒に働きたい。自分にもできることはあるはずですもの…でも、この身体では…」
彼女は病弱の身。さらに、腕っぷしもか弱い。クワ一本振るのも、一苦労だろう。
「私に、もっと力があれば…」涙が頬を伝い、服を、床を濡らす。
そこへ、有能な執事が帰還。姫に、とある本と映像記録を差し出した。
「姫様、旅路の末にようやく発見いたしました。ぜひ、これをご覧ください。」
「…?」
果たして、この本と映像記録の内容は…?!?!
設置してみました。もし、機会がありましたら。
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