深海棲艦らが目にした巨大で禍々しき怪物…如何なる災いを齎すものであろうか?
とある海域…沖ノ鳥島のようなごく小さい島に集まった深海の水鬼達…。 他愛もない世間話を混じ得ながら、次は何処の鎮守府を襲うか談義していたその時だ⁉ 突如強大なプレッシャーを感じた彼女たちが空を見上げると…赤黒に染まった夜空を、赤く光る翼で羽搏く、見たこともい無い恐ろしき怪物が、水平線の向こうへ飛び去って行くのであった…。
戦艦水鬼の艤装「見たか『左』!? あれはいかなる獣ぞ!?」
戦艦水鬼の艤装「分からん…『右』よ。 赤黒き巨大な翼に溶岩を思わす体表を持つ巨体…何よりげに恐ろしき風貌の三つ首を持つものなど…我らの海は勿論、人が暮らす陸にも存在し得ようか?」
駆逐水鬼「・・・・・・・ッ‼」
戦艦水鬼「「ええ…分かっているわ。 あの方角…艦娘と人間らが根城にしている、『列島』とやらへ向かっているわね。」
泊地水鬼「ああ~~あれは『死』…星の空を支配する龍を模したもの…この星の大地を覆う『緑』を喰らい焼き尽くすもの…ククク、そして忌々しい艦娘と人間どもを『終焉』へ導くものよ…アハッ、アハハハハ‼‼」